賃貸物件をお探しの方へ

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賃貸物件の決め手は?

賃貸物件の決め手は
新生活を始める際の賃貸物件探しですが、初めて物件を探す方にとっては入居審査や契約書がどういうものか分からず、せっかく自分の希望に合った物件が見つかっても戸惑う方も多いかもしれません。

そこで、初めて賃貸物件を探す方はもちろん、何度目かのお引越しの方も安心して物件を見つけることのできるポイントをご紹介します。

部屋の条件を考える

住みたいエリアはどこか

エリアに特にこだわりが無ければ、職場や学校に近いか、通勤通学に便利な駅の近くの物件を探す方が多いでしょう。しかし、当然大学などのあるエリアや交通の便が良いエリアは家賃も高くなりますので、どこまで譲れるかを考えることになります。


どういう生活をしたいか

傍にコンビニがあった方がいいなどといった周辺環境から、ネットを良く使うのでネット対応の部屋にしたい。ペットを飼いたいのでペット可能の部屋にしたい。楽器の趣味があるので楽器の演奏が可能な部屋にしたいなどライフスタイルに合わせた要望も出しておくことが大変大切になります。もちろん、お風呂とトイレが別な方がいいなどもその一つです。


間取りタイプは?

実際に暮らす場合に、どれだけの広さがあれば快適に過ごせるか見当もつかない方がほとんどでしょう。生活する上で、平均的な広さをご紹介します。


一人暮らしなら 二人暮らしなら
・20〜30平米 ・40〜45平米
・1R 1k 1DK ・1LDK 2LDK

賃料の予算は?

一般的に家賃の目安は月の収入の3分の1程度が好ましいとされていますが、これは賃貸物件を借りる時の審査の目安ともなっています。この審査は入居審査と呼ばれており、安定的な収入があり十分に家賃を支払う能力があるのかが審査されるものです。


ご契約から鍵のお渡しまでの流れ

部屋の条件を考えて賃貸物件を探しているところから、賃貸物件の引き渡しを受けて引越しができる状態になるまでの流れをこれから見ていきましょう。


引越しができるまでの流れ


1.賃借のご依頼

希望のエリア、最寄り駅や月の家賃、間取りの他にお客様のこだわりをスタッフにお伝えください。お客様の要望にできるだけ沿った物件をご紹介致します。


2.物件紹介

お客様の条件に合った物件をご提案し、お客様が希望されれば実際に物件の見学にもご案内します。実際に物件を見ていただくことにより、生活するイメージをしていただくことができるでしょう。


3.入居申込み

お客様が入居を希望する物件が決まりましたら、入居申込書に必要事項のご記入をしていただきます。

・物件により、保証人の要らないと言われる物件でも保証会社を利用する場合があります。また、連帯保証人と保証会社を併用する物件もありますので、詳細はおたずねください。


4.契約準備

お客様の条件に合った物件をご提案し、お客様が希望されれば実際に物件の見学にもご案内します。実際に物件を見ていただくことにより、生活するイメージをしていただくことができるでしょう。


5.重要事項説明・契約

「重要事項説明書」に沿って、宅地建物取引業の有資格者が契約物件の詳細をご説明後、ご納得いただいた上で賃貸借契約を行います。
必要書類、前家賃や敷金や礼金といった物件に応じて必要な経費をご準備いただき、契約書等に記入・押印をしていただきます。


6.お引越・ご入居

カギの引き渡しは、契約準備の時にお決めいただいた、ご入居日(家賃発生日となります)となります。



用語集

家賃
物件の賃貸料です。毎月前払いに設定されていることが多いです。契約の際は支払い開始日を確認してください。

共益費
集合住宅の通路や廊下などの共有部分の維持管理費です。
自治会費や町会費が設定されている物件もあります。

日割り家賃
家賃は1ヶ月分(毎月1日から末日まで)としているため、月の途中で入居したり退去したりした時は、日割り家賃として日割額を支払うようになります。
日割り家賃を計算する方法としては、カレンダー通りの暦で計算するものと、1ヶ月を30日として計算するものがあります。

敷金
賃貸借契約を結ぶ時に、家賃の支払いの停滞や部屋を損傷させた時の修理費などを担保するため、借主が貸主に預けるお金です。
契約終了時に返金されますが、家賃の未払いや滞納、部屋の汚損や破損があった場合は未払い分や修理費用が差し引かれます。

礼金・一時金
賃貸借契約を結ぶ時に、貸主に借主から支払われる一時金です。
賃貸契約締結の対価として支払うもので、一般的には返金されません。

契約期間
賃貸物件を借りる時に設けられるもので、多くの賃貸物件は1年あるいは2年になっています。
契約期間は、法律で決まっているものではなく、一般的な賃貸契約では貸主の都合で決められます。

更新料
賃貸物件の賃貸借契約を更新する時に、貸主に借主から支払うお金です。
賃貸物件の賃貸借契約は2年ごとに更新され、一般的に更新する時には1ヶ月分程度の家賃を更新料として支払います。
なお、借主が期間満了時に契約の更新をしたい時は、正当な理由がなければ貸主は契約の更新を断れません。

重要事項説明
宅地建物取引業者(不動産業者)には宅地建物取引法第35条に基づき、契約を締結する前に買い主・借り主に対して重要な事項を説明する義務があります。

手付金
本契約を結ぶ前に、検討している物件を押さえておくための一時金です。
契約が成立した際は費用の一部に充当されますが、契約を交わさない場合は返金されない場合がほとんどです。

仲介手数料
賃貸借の取引や不動産の売買の時に、買主と売主の間に入って契約事務や意見の調整などを行う不動産業者に支払う手数料です。
仲介手数料は、成功報酬として取引が成り立った時に支払うもので、購入の仲介や物件の売却を頼んだが、契約が成り立たなかった時は請求できません。

前家賃
賃貸借契約を結ぶ時に支払う翌月分の家賃です。
家賃はほとんど月払いですが、賃貸借契約を結ぶ時は、日割り計算して契約月の家賃を支払って、翌月分の家賃を前家賃としてさらに支払うことが多くあります。


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